離乳食の味付け月齢別早見表|7〜11ヶ月・1歳の目安とだし

離乳食の味付け月齢別早見表のイメージ

離乳食の味付けは、中期(7〜8か月頃)は基本なし、後期(9〜11か月頃)は必要なときだけごく少量、完了期(12〜18か月頃)も大人よりかなり薄い味が目安です。どの時期も、味の土台は調味料ではなくだしのうま味です。この記事では、7か月〜1歳の味付けを早見表にまとめ、時期ごとのだしの使い方と、だしで塩気を控えるコツを解説します。

離乳食の味付け 月齢別早見表

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」では、初期は調味料は不要で素材の味を生かし、だしのうま味を活用して薄味にすることがすすめられています。これをもとに、7か月以降の味付けの目安を整理しました。

時期の目安味付けの目安だしの使い方
7〜8か月(中期)基本は味付けなし昆布・野菜だしに加え、かつおだしも少しずつ
9〜11か月(後期)必要なときだけ、ごく少量の風味づけ汁物・煮物・おじやにだしを活用
12〜18か月(完了期)大人よりかなり薄い味取り分けは味付け前の段階で
離乳完了後(1歳半ごろ〜)薄味を続ける1日の食塩の目安の中で考える

時期の区切りは目安で、進み方には個人差があります。月齢だけで決めず、食べている形態や量、お子さまの様子に合わせて調整してください。「そもそも味付けはいつからか」という考え方は離乳食の味付けはいつから?で詳しく解説しています。

7〜8か月(中期)の味付け

舌でつぶせるかたさの食べ物に慣れていく時期です。食べられる食材の種類が増えるので、味付けをしなくても組み合わせで変化を出せます。

この時期の考え方

  • 調味料は基本的に使わず、素材とだしの味で食べる
  • 昆布だし・野菜だしに加え、かつおだしも少しずつ取り入れる
  • とろみをつけると食べやすくなることが多い

7か月・8か月の味のバリエーション例

同じおかゆでも、昆布だしでのばす日、かつおだしでのばす日、野菜の煮汁でのばす日と変えるだけで風味が変わります。白身魚や豆腐は、だしで煮てとろみをつけると口当たりがなめらかになります。かぼちゃやにんじんなど甘みのある野菜を合わせるのも、調味料に頼らない工夫です。

9〜11か月(後期)の味付け

歯ぐきでつぶせるかたさになり、1日3回食へ進んでいく時期です。「9か月になったら味付けを始めるもの」と考えがちですが、基本はだしのうま味で薄味のままです。

9か月の味付けで意識したいこと

  • 調味料は必要なときだけ、ごく少量の風味づけ程度にとどめる
  • しょうゆ・みそなどを初めて使うときは1種類ずつ試す(小麦・大豆を含むことが多い)
  • 3回食になると食べる量が増えるため、1回あたりの味は薄く保つ

また、鉄は乳児期後半から幼児期にかけて不足しやすい栄養素とされています。赤身の魚や肉、レバー、大豆製品、青菜など、鉄を含む食材をだしで煮る、おじやに混ぜるなど、食べやすい形で献立に組み込むと取り入れやすくなります。

10か月・11か月の後期バリエーション

手づかみ食べが始まる時期でもあります。だしで煮た野菜スティック、だしで味を含ませたおやき、だし入りの卵料理など、「持って食べられる形」にだしのうま味を含ませると、味付けを増やさずに食べやすさを上げられます。食材別の具体例は離乳食の味付けレパートリーにまとめています。

1歳〜1歳半(完了期)の味付け

大人の料理から取り分ける機会が増える時期です。とはいえ、大人と同じ味にする必要はありません。

  • 取り分けのタイミング:だしで煮た段階でお子さまの分を取り出し、そのあと大人の分を味付けします。
  • 味の濃さ:大人が食べて「物足りない」と感じるくらいが目安です。
  • 食塩を含む食品に注意:パン・うどん・チーズ・しらす・練り物などは食品自体に食塩を含みます。調味料と合わせて考えます。

離乳の完了は、形のある食べ物をかみつぶせるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を母乳やミルク以外からとれるようになった状態とされ、12〜18か月頃が目安です。完了後の食塩の目安として、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」では1〜2歳の食塩相当量の目標量を1日3.0g未満としています。

「ごく少量」を守るための台所のコツ

「ごく少量」は感覚に頼るとずれやすいものです。次のような工夫で、毎回の量を安定させられます。

  1. 調味料は直接入れず、別の器に出してから:瓶から直接たらすと量が多くなりがちです。
  2. 仕上げではなく煮る途中で:だしと一緒に煮含めると、少ない量でも全体に風味が行き渡ります。
  3. 味見は「物足りない」で止める:大人の舌でちょうどよい味は、お子さまには濃すぎます。
  4. まとめて作るときは取り分けてから味付け:冷凍ストックは味付け前の状態で保存し、使う日に調整します。

だしで塩気を控えるコツ

だしのうま味がしっかりしていると、塩気が少なくても満足感のある味になります。メーカーとしておすすめしているポイントです。

  • だしは「薄めすぎない」:食塩を含まない手作りのだしは、うま味をしっかり出すと調味料を減らせます。
  • だしの種類を組み合わせる:昆布とかつおを合わせるなど、うま味の種類を重ねると味に奥行きが出ます。昆布はヨウ素を多く含むため、昆布だしだけに偏らないことも大切です。
  • 香りと食感で変化をつける:青のり、すりごま、とろみなどで、塩気以外の変化をつけます(初めての食材は少量から)。
  • 市販だしは食塩相当量を換算する:粉末だしやだしの素は、商品によって食塩を含みます。「表示の食塩相当量 ÷ 表示の基準量 × 1回に使う量」で計算すると、どの程度の塩気になるかが分かります。

当社の「かつおと昆布のうまみだし」の場合、1杯(2.5g)あたり食塩相当量0.145gで、半量にすると約0.07gです。市販だしの比べ方は離乳食のだしの選び方で詳しく紹介しています。

はぐくみユーグレナ かつおと昆布のうまみだしのパッケージ

離乳食が完了したら:かつおと昆布のうまみだし

「かつおと昆布のうまみだし」は、かつおと昆布のうま味に、ユーグレナをはじめ36種の栄養素を配合した粉末だしです。1杯(2.5g)あたり食塩相当量0.145g、カルシウム100mg、鉄1.7mg。取り分け前の汁物や煮物、うどん・おにぎり・卵焼きなどにひとさじ加えて使えます。

対象は離乳食を完了したお子さま(1歳半ごろ〜が目安)です。離乳食期には使わず、完了後に様子を見ながら量や濃さを調節してください。小麦・大豆・乳成分を含みます。食物繊維を使用しているため、便がゆるくなる場合があります。最新の価格は公式サイトでご確認ください。

商品の詳細を見る

よくある質問

Q. 離乳食中期(7〜8か月)は味付けしてもいいですか?

A. 中期は基本的に味付けなしで、素材とだしのうま味で食べる時期です。昆布だしや野菜だしに加え、かつおだしも少しずつ取り入れ、食材の組み合わせやとろみで変化をつけてください。

Q. 9か月になったら、しょうゆやみそを使ってもいいですか?

A. 後期は、必要なときだけごく少量の風味づけとして使う程度が目安です。しょうゆやみそは小麦・大豆を含むことが多いため、初めてのときは1種類ずつ少量から様子を見てください。

Q. 1歳になったら大人と同じ味付けでいいですか?

A. 大人と同じ味にする必要はありません。取り分けは味付け前に行い、大人が物足りないと感じるくらいの薄味が目安です。1〜2歳の食塩相当量の目標量は1日3.0g未満とされています。

Q. 後期の味付けのバリエーションが増えません。

A. 調味料を増やすより、だしの種類(昆布・かつお・野菜)を変える、甘みのある野菜を合わせる、とろみや手づかみの形に変えるなど、うま味と食感で変化をつけるのがおすすめです。

本記事は一般的な情報です。お子さまの体調・発達・アレルギーに不安がある場合は、かかりつけの小児科や自治体の栄養相談にご相談ください。

はぐくみユーグレナ編集部(グリーンシトラス株式会社)/2026年10月公開