
ユーグレナを使った食品を子供が口にしてよいかは、「ユーグレナだから」で一律に決まるものではなく、商品ごとの対象年齢の表示・アレルゲン・量で判断します。当社の「はぐくみユーグレナ」は、対象を離乳食を完了したお子さまとしており、様子を見ながら量や濃さを調節していただくようご案内しています。この記事では、ユーグレナとは何か、子供に使う前に確認したいこと、飲み方と注意点を、メーカーの立場から整理します。
ユーグレナとは
ユーグレナは、藻の一種です。和名は「ミドリムシ」で、食品の原材料として使われているのは、主に「ユーグレナグラシリス」と呼ばれる種類です。粉末にしたものが、飲み物や加工食品などに使われています。
当社の商品の名称欄にある「ユーグレナグラシリス含有加工食品(粉末)」という表記は、ユーグレナグラシリスを原材料に含む粉末状の加工食品という意味です。医薬品ではなく、あくまで食品として販売しています。
名前の印象から「虫」を想像される方もいますが、ユーグレナは藻の仲間です。食品としては、ほかの原材料と同じように、原材料表示やアレルギー表示を確認して使うものと考えてください。
子供が口にするときの考え方
「安全かどうか」は商品ごとの表示で確認する
「ユーグレナは子供に安全ですか」というご質問をよくいただきます。食品の安全性は、原材料ひとつだけでなく、ほかに何が含まれているか、どのくらいの量をとるか、お子さまの体質や月齢・年齢によって変わります。そのため、原材料の名前だけで「安全」「危険」と言い切ることはできません。
実際に判断するときは、次の3点を商品ごとに確認します。
- 対象年齢の表示:何歳から、どの段階のお子さまを対象にしているか
- 原材料とアレルゲン:ユーグレナ以外に何が含まれているか
- 1日の目安量:子供に与える量の目安が示されているか
食事の代わりではない
ユーグレナを使った食品も、栄養補助食品の一つです。主食・主菜・副菜をそろえた毎日の食事が基本で、その中で足りない部分を補う手段として使うものです。
何歳から?当社商品の対象
当社の「はぐくみユーグレナ」は、対象を離乳食を完了したお子さまとしています。離乳食の期間中のお子さまにはお使いいただかず、完了してからご検討ください。
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」では、離乳の完了は、形のある食べ物をかみつぶせるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を母乳やミルク以外の食物からとれるようになった状態とされ、生後12〜18か月頃が目安です。進み方には個人差があるため、月齢だけで決めず、お子さまの食事の様子を見て判断してください。
| 時期の目安 | 食事の状況 | 当社商品について |
|---|---|---|
| 離乳食期(5〜18か月頃) | 素材の味を中心に、食べられる食品を少しずつ増やす時期 | 対象外。使わずに離乳食を進める |
| 離乳食の完了後 | 幼児食へ移り、食べられる食品が増える時期 | 対象。少量から様子を見て、量や濃さを調節する |
離乳食期は、新しい食材を一つずつ試し、体調の変化がないかを見ながら進める時期です。複数の原材料が含まれる加工食品は、離乳食が完了し、ひととおりの食材を経験してから取り入れるほうが、体調の変化があったときにも原因を考えやすくなります。
飲み方と量の調節
当社の「フルーツ・オレ味」は、冷たい牛乳や植物性ミルク100〜150mlに小さじ1杯(約4g)を溶かして飲む粉末です。ヨーグルトに混ぜてもお使いいただけます。1日1杯が目安です。
初めて使うときの手順
- アレルギー表示を確認し、お子さまが食べたことのある原材料かを確かめる
- 最初は小さじ1杯より少ない量から始める
- 体調の変化がないかを確認しながら、目安量まで少しずつ増やす
濃さの調節
味が濃いと感じる場合は、ミルクの量を増やすより、粉末の量を減らすほうが、飲む量全体を増やさずに済みます。牛乳の飲みすぎは食事量を減らすことがあると一般に言われているため、食事の直前に多く飲ませないなど、タイミングにも気を配ってください。
使う前に確認したい注意点
- 食物繊維を使用しているため、便がゆるくなる場合があります。その場合は量を減らすか、いったん使用を控えて様子を見てください。
- アレルゲンとして、乳成分・りんご・大豆・バナナを含みます。
- 体調がすぐれないとき、通院中・治療中のお子さまは、かかりつけの医師にご相談のうえでご検討ください。
- ほかの栄養補助食品や、栄養素を加えた食品と一緒に使う場合は、同じ栄養素が重ならないか栄養成分表示を確認してください。
ラベルの読み方
ユーグレナを使った食品を選ぶときに、どの商品にも共通して確認したいラベルの項目をまとめます。
| ラベルの項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 名称 | どのような食品か(例:ユーグレナグラシリス含有加工食品) |
| 原材料名 | 使った量の多い順。ユーグレナ以外に何が入っているか |
| アレルギー表示 | お子さまが食べたことのない原材料が含まれていないか |
| 栄養成分表示 | 何gあたりの値か。1日の目安量と合わせて見る |
| 召し上がり方・対象 | 何歳から、どのくらいの量か |
「〇種の栄養素」といった数は、商品ごとに数え方が異なることがあります。数の多さだけで比べず、栄養成分表示の中身とお子さまに合った量かどうかで判断してください。
離乳食が完了したら:はぐくみユーグレナ フルーツ・オレ味
「フルーツ・オレ味」は、ユーグレナグラシリスに野菜・果物の粉末(オクラ・キャベツ・ケール・ニンジン・カボチャほか)などを合わせ、59種の栄養素を配合した粉末です。甘みは黒糖で付けており、白砂糖は使っていません。1杯(4g)あたりエネルギー16kcal、カルシウム100mg、鉄1.7mgです。
対象は離乳食を完了したお子さまです。様子を見ながら量や濃さを調節してください。乳成分・りんご・大豆・バナナを含みます。食物繊維を使用しているため、便がゆるくなる場合があります。最新の価格は公式サイトでご確認ください。
商品の詳細を見るよくある質問
Q. ユーグレナは子供が飲んでも大丈夫ですか?
A. 原材料の名前だけでは判断できず、商品ごとの対象年齢・アレルゲン・目安量を確認することが大切です。当社の「はぐくみユーグレナ」は、離乳食を完了したお子さまを対象とし、様子を見ながら量や濃さを調節していただくようご案内しています。
Q. はぐくみユーグレナは何歳から使えますか?
A. 対象は離乳食を完了したお子さまです。離乳の完了は生後12〜18か月頃が目安とされていますが、個人差があるため、お子さまの食事の様子を見てご判断ください。離乳食の期間中は使わないでください。
Q. ユーグレナとミドリムシは同じものですか?
A. ユーグレナの和名がミドリムシです。藻の一種で、食品の原材料には主にユーグレナグラシリスという種類が使われています。
Q. 飲んだあとに便がゆるくなりました。どうすればいいですか?
A. 食物繊維を使用しているため、便がゆるくなる場合があります。量を減らすか、いったん使用を控えて様子を見てください。続く場合や心配な場合は、かかりつけの小児科にご相談ください。
本記事は一般的な情報です。お子さまの体調・発達・アレルギーに不安がある場合は、かかりつけの小児科や自治体の栄養相談にご相談ください。